7月に読んだ本


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もう8月も9日になっちゃったけど、先月読んだ本。

小川洋子「犬のしっぽをなでながら」
近藤史恵「サクリファイス」
酒井順子「アナタとわたしは違う人」
西加奈子「炎上する君」
東川篤哉「密室の鍵貸します」
東野圭吾「パラレルワ-ルド・ラブスト-リ-」
山田悠介「スピン」
山本幸久「ヤングアダルト パパ」
米澤穂信「インシテミル」

9冊かあ……
相変わらず冊数が伸びないなあ。

一番おもしろかったのは、「サクリファイス」。
アンソロジー「Story Seller」に収録されていた短篇の、続篇ということになるのかしら。
自転車のロードレース競技のお話。
ミステリー色は薄くて、スポーツものとして読んだ方が楽しめるかも。

近藤史恵は、「凍える島」がどうしても肌に合わなくて、今後読むことはないと思っていたわ。
あの気持ち悪い言葉遣いは作者のこだわりかと思っていたら、主人公の方だったのね。
デビュー作だからなのか、トリックもイマイチだったなあ。
「Story Seller」を読んで、誤解が解けてよかった。
でなければ、「サクリファイス」を読まなかっただろうから。

「炎上する君」もおもしろかったです。
すでに図書館に返してしまったので詳しいことは書けないけれど。
最初の短篇「太陽の上」が一番好き。
引きこもっていた頃のことを思い出すわ。
一軒家だったから、「声」はまったく聞こえてこなかったけど。

「密室の鍵貸します」も、引き込まれました。
私立探偵が出てくるから、彼が探偵役なのかと思っていたら、よくわからない雰囲気に。
最後まで誰が探偵役なのか決まらない感じが良かったです。
さっそく続編も購入。

「インシテミル」も、夢中になって読みました。
犯人当てよりも、「孤島」(じゃないけど)での人間関係に。
期待が高かっただけに、最後はちょっとガッカリしたかな。

8月は、今のところ1冊読了、かなあ。
ちょっとペース遅いわね。
iPhone4とトリックロジックの影響かしら。

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