6月に読んだ本


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2010年6月に読んだ本(作家50音順)

我孫子武丸「さよならのためだけに」
有川浩「レインツリーの国」
磯崎憲一郎「終の棲家」
恩田陸「図書室の海」
角田光代「人生ベストテン」
桐生操「知れば知るほど淫らな世界史」
小泉喜美子「弁護側の証人」
東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」
矢崎存美「ぶたぶた」

全部で9冊。
先月が17冊だったので、半分くらいに減っちゃったのね。
iPhone4の情報収集で頭がいっぱいだったからなあ。

あと、間取りの関係で、夫が寝た後に本が読めなくなった、というのもあるかも。
寝室にエアコンがないから、居間との境の引き戸を開けっ放しにしておかないと暑いの。
開けっ放しだと、どうしても光が漏れちゃうし。

おもしろかったのは、「さよならのためだけに」。
ミステリーのつもりで読み始めたら、そういう要素がまるでなくてビックリ。
甘ったるくない恋愛小説、かなあ。
ラストは想像できたけど、そこまでの課程がよかったわ。
「ちょっとダメ男」と「気の強いしっかり女」の組み合わせは、「かまいたちの夜」みたい。

続編を読み始めるための再読だったけど、やっぱり「ぶたぶた」も良かったなあ。
ほこほこできるし。
殺伐としたミステリーを読むことが多いので、たまにこういうの読むと和むわ。

「終の棲家」は、ビックリするほどつまらなかったです。
ブランチ読書コーナーの特集を見て、かなり楽しみにしていたのにー。
本当にコレ、芥川賞取ったの?
魅力的な人は出てこないし、ワクワクするような設定もなし。
図書館で借りた本で良かった。

7月はもっとたくさん読みたいけど。
5日現在、読了は一冊。
6月と同じようなペースになっちゃいそうね。

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