Archive for 3月, 2011

「夏への扉」

ちょっとぐったりしています。

今日は、演劇集団キャラメルボックスの「夏への扉」を見てきました。
(体力があまり残っていないので、リンクは貼らず)

いろいろと、後ろめたい気もしていたんだけど。
計画停電も、実行しない時間帯が増えてきたし。
空席を作ってしまうのが申し訳ないし。
経済を回すのが役目という気もするし。

ああ、それ以上に入院中の夫に、ちょっと申し訳なく思います。
でも、ずっと前に予約したチケットだったしね。
予定通りなら、すでに退院していたしね。
ちょっと言い訳。

お芝居自体は、おもしろかったです。
SFには興味なかったけど、ミステリばりに伏線が張り巡らされていて、原作読みたくなっちゃった。
コレは芝居よりも先に小説の方が良かったかもしれないなあ。

にしても、畑中さんの滑舌は、もうちょっとどうにかならないのかしら。
前半は特に、何て言っているのか分からない箇所がいっぱい。
もうちょっとゆっくりとしゃべってくれればいいのに。

そしてたくさんの役の演じ分けは、ベテランになるほど上手くなるねえ。
若手は、どの役になってもみんな一緒で物足りなかったです。

正直言って今回は、シナリオだけ良かった気もするわ。
原作だけ読めば満足かも。
まだ読んでないけど。



ちょっとだけ今後のこと。

夫の入院が、予定していたよりも長引きそうです。
4月初旬に、別の病院でもう一度手術をすることになりました。
詳しい話はまだ聞いていないのだけど、「経過が思わしくない」というわけではないみたい。
おそらく、「そういうもの」なんだと思います。

しばらくは、また忙しくなりそう。
日記はあまり書かないかもしれません。

品切れ

外出ついでに、10店くらいのコンビニを冷やかしに行ってきました。

最近は、外出するたびにコンビニに行っているけれど。
本当に品物がないねえ。
たっぷりとあるのは、雑誌とアイスくらい?

正午ごろはまだ品物があるけど、30分も経つと、おにぎりお弁当はすっからかん。
カップラーメン、総菜パン、スナック菓子類は、どの時間に行ってもないです。
入荷していないのか、入荷してもすぐに売れてしまうのか。

たまたま20個程度の在庫を見つけたので、カップラーメン2つ購入。
あと、最近お気に入りのジャガビーも。(最後に寄った1店にしかなかった)
それと、やはりお気に入りの、ファミマのエクレアも。
このくらいなら、「買い占め」にはならないよねえ?
明日と明後日は出かける予定がないし。

ドラッグストアからは、トイレットペーパーも消えてました。
まるでオイルショックみたい。
そんなに大量に消費するものでもないのにねえ。

と言いつつ、我が家には29ロール分の在庫があります。
最後に買ったのは先週の木曜日だから、地震で買いだめしているワケではないのよ。
生協で安くなっているときに注文していたら、手つかずに残っているのが2パックあるだけ。

お米も、白米と玄米がそれぞれ5kgくらいあります。
そのほか、乾麺のパスタやラーメンや冷や麦がたくさん。
レトルトのカレーや牛丼が20個くらい。
MCCの冷凍ハンバーグが10食ちょっと。

電気かガスが使えれば、1ヵ月くらいは食いっぱぐれないかなあ。
夫の入院にあわせて、家事をさぼるために買い込んでおいてよかった。

いろいろな在庫がなかったとしても、買い占めはしなかったと思います。
周囲に飲食店が多いから、いざとなったら食べに行っちゃえばいいし。
徒歩10分のところにある実家に、たかりに行ってもいいし。
トイレットペーパーだけは、ないと困っちゃうけど。

ああ、コンビニで買い物したんだから、「冷やかし」じゃないわね。

東日本大震災

ちょっとお久しぶりです。

地震のこと、本当に胸が痛いです。
被害に遭われた方には、心からお悔やみを申し上げます。
ありきたりな表現しかできなくてごめんなさい。

地震の時は、1人で自宅にいました。
わたしの住んでいるところは、震度5弱。
築2年のマンションの2階なので、震度ほどには揺れなかったような気がします。

夫が他県で入院中。
彼は北東北出身で、亡くなった方も行方不明の方も居る地区。
現在、義父が1人で住んでいます。
その後、夫とも義父とも連絡が取れ、本当に安心しました。

今は、平静に過ごしています。
わたしの住んでいるところは停電することはなさそうだけど、節電中です。
昼間は窓辺で本を読み、夕方はPCを使いつつラジオを聞き、夜はLEDの読書灯で本を読んでいます。
合間にちょこちょこテレビのニュースを見たり、iPhoneをいじったり、ニンテンドー3DSで遊んだり。

1人暮らしなので、家事はかなりほったらかし。
掃除機はずっとかけていないし。
洗濯は週に1回以下のペースだし。
入浴は2~3日に1回くらいだし。

まだちょっと心配なのは、停電で電車があまり動いていないこと。
夫に(万が一)何かあった場合、駆けつける手段が少ないみたいです。
お見舞いに行くことができないのは、仕方ないけれど。

ニュースを見る限りでは、電力の回復は絶望的なのかな。
しばらくはおとなしく、人に迷惑をかけないように過ごしたいと思います。
日記もあまり書かないかもしれません。

2月に読んだ本

マンションの設備点検の人が来るのを待っているところ。
一通りの掃除が済んで退屈なので、久しぶりに午前中に日記。



2011年2月に読んだ本。

tiyaの本棚
2011年02月
アイテム数:13
さよならドビュッシー
中山 七里
読了日:02月04日
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シティ・マラソンズ
三浦 しをん,近藤 史恵,あさの あつこ
読了日:02月08日
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聖女の救済
東野 圭吾
読了日:02月11日
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そして誰もいなくなる (C・NOVELS)
今邑 彩
読了日:02月12日
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妻の超然
絲山 秋子
読了日:02月17日
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双頭の悪魔 (創元推理文庫)
有栖川 有栖
読了日:02月19日
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夜行観覧車
湊 かなえ
読了日:02月22日
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慟哭 (創元推理文庫)
貫井 徳郎
読了日:02月23日
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光媒の花
道尾 秀介
読了日:02月26日
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民宿雪国
樋口毅宏
読了日:02月27日
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28日間で13冊。
けっこう読んだわね。

一番好きだったのは、「さよならドビュッシー」かな。
最近文庫が出たけど、これはハードカバーの方(もちろん図書館)。

一応コレ、ミステリーとして受賞した作品なんだけど。
そういう意味では、全然おもしろくないです。
トリックがクリスティの某作品とそっくりだし。
分かる人には、最初の10ページくらいで結末が予想できちゃうんじゃないかしら。

ただ、青春小説としてはとてもおもしろかったです。
ピアノのスポ根もの。
おっさん(失礼)が書いていると思えないほど、みずみずしい感じ。
ショパンやドビュッシーに関する知識があれば、もっともっと楽しめたんだろうなあ。

「妻の超然」は、今まで読んだことのない感じの本。
絲山秋子さんは初だったけど、とてもきれいな文章を書く人ね。

表題作の「妻の超然」は全く共感できなくておもしろくなかったなあ。
「下戸の超然」だけ、しっくり来る感じで楽しめました。
どっちにしても、わたしには超然とできそうもないや。

「民宿雪国」は、どう感想を書いていいのか分かりづらいお話。
ネタバレなしだと特に。
そもそも、うまく消化しきれていないような気がするわ。
身近な誰かに読んでもらって、「コレってこういうことでいいんだよねえ?」って聞きたい。

書評には「どんでん返し」って書いてあったけど、特にそういう展開はなかったような……
「いまわの際まで○○なの?」って意味に受け取っていいのかな?
それほどビックリするようなことでは無かったけど。

「図書館問題」も含めて、樋口毅宏さんは応援したい作家の1人になりました。
今のところはまだ3冊しか出版されていないので、一通り読んでみたいわ。

長時間の通院もあって、今月はよく本を読んでます。
2日で1冊行けるかなあ。

休養日

入院中の夫も、点滴が取れ、1人で動けるようになりました。
というわけで、昨日と今日は、お見舞いおやすみ。
先週は、一週間毎日通ったので、さすがにちょっと疲れちゃった。

余計なことは忘れて、とにかくのんびりするつもりだったんだけど。
昨日は、熱を出して一日中寝込む結果に。
咳や鼻水は無かったので、風邪ではないみたい。
熱以上に、ひどくお腹を壊して地獄でした。

解熱剤を飲んで1日寝たら、平熱に戻ったので良かった。
今日は、朝からぴんぴんしてます。

とりあえずは、たまっているビデオを消化。
ああ、ビデオじゃなくてブルーレイレコーダーだけど。
今さら、CSフジでやっていたよゐこの年越し特番(計12時間)を見てます。
午後からほぼ見っぱなしで、9時間ちょっとのところまで。
あと3時間でカービークリアできるのかしら……

夫が入院してから、家事はサッパリやってません。
やらなくても、自分以外は誰も困らないから。
わたし、夫のために家事していたんだなあ。

そろそろ限界が近づいているので、仕方なくお茶碗を洗います。
そのあとシャワーを浴びて寝て、明日の朝は洗濯をします。
午後から病院にお見舞いに行って、明後日の朝は掃除をします。
(マンションの設備点検のために業者さんが入るから、仕方なく、だけど)

ああ、面倒くさい。
仕方ないから、ぼちぼち始めますか。

お見舞い

なんだかんだで、月曜日から5日連続で夫のお見舞いに行っています。
明日も行く予定。

電車賃が高いので、当初は3日に1回くらいのペースにしようと思っていたけど。
そうそううまくは行かないわね。
手術後すぐに動けるようになるわけではないし。

自分である程度まで自由に動けるようになったのは、今日から。
昨日までは、ずっとベッドの上だったようです。
まあ、今でも点滴が刺さっているから、トイレに行くくらいしか動けないけど。

ひとり暮らし歴があり、わたしよりもずっと器用に、ひとりで何でもできてしまう夫。
こういうときくらいは、お世話させてもらいたいものだわ。
わたしあんまり気が利かないから、迷惑になってしまっている可能性も否定できないけどね。

ノロケで申し訳ないけど、やっぱり好きなんだなあ。
顔見ると、「行って良かった」って思うし。

ただ、毎日4時間弱の「通勤」は、かなりイライラがたまるわ。
人の流れとは逆方向の電車に乗っているはずなのに、けっこう混むのよね。
真ん中辺りの車両に乗っているからかなあ。

今日の帰宅後、久しぶりにWiiでカラオケしてちょっとスッキリ。
「チェリー」、95点出したのに全国で14位って、ちょっと納得いかないわ。

手術

昨日、無事に夫の手術が終了しました。
術後の経過も順調なようで、一安心。

手術室へ出発したのがお昼の12時半くらいかな。
で、ICUで面会できたのが、夜の9時過ぎ。
麻酔をかけたりさましたりする時間もあるので、手術時間は6時間くらいなのかな。
予定よりも少し長引いて、ちょっと心配でした。

手術の間は、夫の病室で待機していたんだけど。
靴下を脱いでベッドに寝そべって、思いっきりくつろいでました。
時間がかかるのは分かっていたし。
生死に関わるような手術ではないし(たぶん)。

病院には、入院患者用の図書室があって。
区の図書館では数百人待ちの新刊やベストセラーが、待たずに借りられるの。
だから、夫の借りた「1Q84」を読みながら待ってました。
最初はなかなか集中できなかったけど、だんだんちゃんと読めるようになってきたわ。
手術が終わったのは、Book1が残り100ページ、というところ。
(残りは、今日の面会後に読んできた)

昨日の面会時では、麻酔からさめたばかりで、かすかにうなずく程度だったけれど。
今日は、わたしの手をしっかりと握り返してくれました。
すごくうれしかったなあ。
夫とは何度も手をつないだけれど、今日の感触はきっと忘れないと思うわ。
こんなに気持ちが伝わってきたのは初めて。

往復3時間と1800円をかけて、毎日通うのはちょっと大変ではあるけれど。
もうちょっと回復するまでは、行きたい気持ちでいっぱい。
洗濯物を受け取ったり、必要なものを買い揃えたりする役目もあるし。
病院が近ければ、良くなってからも毎日通いたいんだけどねえ。

家事は、とてもおろそかになってます。
掃除機かけてないし。
食器もたまるまで洗わないし。
お風呂も沸かさないし。

入院中は大掃除をしようと思っていたけれど、しばらくは無理。
ほったらかしでも誰も困らないし、まあいいかな、と。
潔癖症じゃないしねえ。