2月に読んだ本
2011/03/10(木) 10:14 Posted at 本・雑誌
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マンションの設備点検の人が来るのを待っているところ。
一通りの掃除が済んで退屈なので、久しぶりに午前中に日記。
2011年2月に読んだ本。
28日間で13冊。
けっこう読んだわね。
一番好きだったのは、「さよならドビュッシー」かな。
最近文庫が出たけど、これはハードカバーの方(もちろん図書館)。
一応コレ、ミステリーとして受賞した作品なんだけど。
そういう意味では、全然おもしろくないです。
トリックがクリスティの某作品とそっくりだし。
分かる人には、最初の10ページくらいで結末が予想できちゃうんじゃないかしら。
ただ、青春小説としてはとてもおもしろかったです。
ピアノのスポ根もの。
おっさん(失礼)が書いていると思えないほど、みずみずしい感じ。
ショパンやドビュッシーに関する知識があれば、もっともっと楽しめたんだろうなあ。
「妻の超然」は、今まで読んだことのない感じの本。
絲山秋子さんは初だったけど、とてもきれいな文章を書く人ね。
表題作の「妻の超然」は全く共感できなくておもしろくなかったなあ。
「下戸の超然」だけ、しっくり来る感じで楽しめました。
どっちにしても、わたしには超然とできそうもないや。
「民宿雪国」は、どう感想を書いていいのか分かりづらいお話。
ネタバレなしだと特に。
そもそも、うまく消化しきれていないような気がするわ。
身近な誰かに読んでもらって、「コレってこういうことでいいんだよねえ?」って聞きたい。
書評には「どんでん返し」って書いてあったけど、特にそういう展開はなかったような……
「いまわの際まで○○なの?」って意味に受け取っていいのかな?
それほどビックリするようなことでは無かったけど。
「図書館問題」も含めて、樋口毅宏さんは応援したい作家の1人になりました。
今のところはまだ3冊しか出版されていないので、一通り読んでみたいわ。
長時間の通院もあって、今月はよく本を読んでます。
2日で1冊行けるかなあ。
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