「横道世之介」


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吉田修一の「横道世之介」を、図書館で借りて読みました。
予約したのが去年の11月だったから、5ヵ月待ちだったのね。
待機人数40人くらいだったのに、えらい長かったなあ……

ハードカバーの本は、重くて読むのに疲れるから、なるべく文庫化してから読むことにしているんだけど。
「王様のブランチ」のブックコーナーを見て、我慢できずに貸し出し予約しちゃった作品。
期待通り、とてもおもしろかったです。

最近はミステリか重めの小説を読むことが多くて、久しぶりにほのぼのしました。
大学生の青年の良くある(?)日常なんだけど。
読み終える頃には、世之介が愛おしくて仕方なくなるわ。

ところどころで、世之介を取り巻く人々の十数年後のお話が出てくるんだけど。
多かれ少なかれ、彼の影響を受けているのが良かったでなあ。
もう世之介とつきあいがあるわけではないようなのに。

一番好きなのは、翔子ちゃん。
「天然お嬢様」キャラ、大好物だし。
裏も表もない学生時代と、すっかり大人になった20年後の対比もおもしろかったわ。

文庫が出たら、真っ先に買って読み直したいです。

ああ、相変わらず感想ってうまく書けないなあ……
胸の内をうまく言葉にできるようなプログラム、開発されないかしら。

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