9月に読んだ本


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9月に読んだ本。

赤川次郎「幽霊法廷」
赤川次郎「コバルトブルーのパンフレット」
倉知淳「星降り山荘の殺人」
ドナルド・J・ソボル「2分間ミステリ」
西村京太郎「座席急行『津軽』殺人事件」
法月綸太郎「誰彼」
法月綸太郎「頼子のために」
法月綸太郎「一の殺人」
東川篤哉「密室に向かって撃て!」
東川篤哉「完全犯罪に猫は何匹必要か?」
東川篤哉「交換殺人には向かない夜」
東野圭吾「赤い指」
東野圭吾「名探偵の掟」
平野啓一郎「ドーン」
三浦しをん「神去なあなあ日常」

久しぶりにいっぱい読みました。
15冊。
旅行の間にずっと読んでいたのと、ミステリ中心で読みやすかったのと、かなあ。

この中でいちばんおもしろかったのは、「神去なあなあ日常」。
直木賞を取った「多田便利軒」よりも、こっちの方が好きだったわ。
よくある青春もの、と言えばそうなんだけど、林業ってところが良かった。
わたしにはとてもじゃないけど、神去村の生活も、「なあなあ」の精神も、実行できないなあ。

「頼子のために」も良かったです。
フーダニットであり、ホワイダニットな作品。
動機がこわいこわい。
予想しながら読んでも、裏の裏の裏の……までは、なかなか推理できないんじゃないかしら。

「コバルトブルーのパンフレット」は、9月を楽しみに待つほど好きな「杉原爽香」シリーズのもの。
毎年それなりに楽しいんだけど、「暗黒のスタートライン」を超えるほどの衝撃は無いよねえ。
前はスッキリとした終わり方だったのに、なんでモヤッとした感じになってしまったんだろ。
連載している雑誌を買わせるための魂胆?

東川篤哉の「烏賊川市シリーズ」で一番評判がいいのは「交換殺人には向かない夜」らしんだけど。
わたしは、「完全殺人には猫が何匹必要か?」の方が好きだなあ。
動機もトリックもエキセントリックで、このシリーズに合ってるわ。
さくらさんが出てこないのがちょっと残念だけど。

9月は、わりと良作が多かったかも。
10月は、今のところ肌に合わないものばかり当たっていているけど。

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