9月に読んだ本


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2011年9月に読んだ本。

tiyaの本棚
2011年09月
アイテム数:8
三つの名を持つ犬
近藤史恵
読了日:09月02日
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亜愛一郎の狼狽 (創元推理文庫)
泡坂 妻夫
読了日:09月02日
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木曜組曲 (徳間文庫)
恩田 陸
読了日:09月04日
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セクシーGメン 麻紀&ミーナ
森奈津子
読了日:09月09日
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イルカ (文春文庫)
よしもと ばなな
読了日:09月12日
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僕は、そして僕たちはどう生きるか
梨木 香歩
読了日:09月23日
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ふむふむ―おしえて、お仕事!
三浦 しをん
読了日:09月28日
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冊数、ちょっとだけ増えました。
10月もこのくらい読めそう。

一番好きだったのは、「木曜組曲」かなあ。
こういう女同士のドロドロ劇は、女性作家の方が断然おもしろいよねえ。
恩田陸は代表作が爽やか系だけど、ドロドロしたのも(風呂敷たためていれば)おもしろいと思うわ。

ああでも、「黒幕」は予想通りだったかも。
結末よりも、結末に至る過程が楽しかった。

「三つの名を持つ犬」は、けっこう殺伐とした話。
でもあっさりと読めてしまう話。

犬が好きではない(嫌いでもない)わたしからすると、「ホントかよ」って思ってしまうけど。
作者が犬好きだからこそ、伝わってくるものがあった気がします。
ただただ、犬がかわいそう。
それに振り回された罪のない人間もかわいそう。



ちょっとだけ、今月読んだ本ではない話。

入院中の夫に、「Story Seller」を貸したんだけど。
読み終わった後に一番気に入った話を聞いたら、有川浩の「ストーリー・セラー」なんだそう。
ちょっとビックリ。
簡単に説明すると、甘甘ラブストーリーなのです、コレ。
アラフォー男性でコレ好きな人、かなり珍しいんじゃないかと。

わたしもコレが一番好きだったなあ。
前半の彼女の寒々しさにはうんざりしたけど、彼女の最後の文章には泣かされたわ。
今読み直しても泣けちゃうもん。
あ、最後の文章って、先に出てくる方ね。

この短編集の中で順位を付けると、こんな感じ。
1. 「ストーリー・セラー」有川浩
2. 「プロトンの中の悪魔」近藤史恵
3.「玉野五十鈴の誉れ」米澤穂信
4. 「333のテッペン」佐藤友哉
5. そのほか3編

力作揃いで、本当にどれもおもしろかったなあ。
その分、第2集はちょっと期待はずれだったけど。

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