Archive for 7月, 2010

6月に読んだ本

2010年6月に読んだ本(作家50音順)

我孫子武丸「さよならのためだけに」
有川浩「レインツリーの国」
磯崎憲一郎「終の棲家」
恩田陸「図書室の海」
角田光代「人生ベストテン」
桐生操「知れば知るほど淫らな世界史」
小泉喜美子「弁護側の証人」
東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」
矢崎存美「ぶたぶた」

全部で9冊。
先月が17冊だったので、半分くらいに減っちゃったのね。
iPhone4の情報収集で頭がいっぱいだったからなあ。

あと、間取りの関係で、夫が寝た後に本が読めなくなった、というのもあるかも。
寝室にエアコンがないから、居間との境の引き戸を開けっ放しにしておかないと暑いの。
開けっ放しだと、どうしても光が漏れちゃうし。

おもしろかったのは、「さよならのためだけに」。
ミステリーのつもりで読み始めたら、そういう要素がまるでなくてビックリ。
甘ったるくない恋愛小説、かなあ。
ラストは想像できたけど、そこまでの課程がよかったわ。
「ちょっとダメ男」と「気の強いしっかり女」の組み合わせは、「かまいたちの夜」みたい。

続編を読み始めるための再読だったけど、やっぱり「ぶたぶた」も良かったなあ。
ほこほこできるし。
殺伐としたミステリーを読むことが多いので、たまにこういうの読むと和むわ。

「終の棲家」は、ビックリするほどつまらなかったです。
ブランチ読書コーナーの特集を見て、かなり楽しみにしていたのにー。
本当にコレ、芥川賞取ったの?
魅力的な人は出てこないし、ワクワクするような設定もなし。
図書館で借りた本で良かった。

7月はもっとたくさん読みたいけど。
5日現在、読了は一冊。
6月と同じようなペースになっちゃいそうね。

11

今、気がついたんだけど。
7月1日は、このサイトのお誕生日でした。
なんとか当日に気がついてよかった。
別にお祝いするワケじゃないけど。

ええと、たしか1999年だったので、11歳。
書いていない1年間があるので、実質10歳かな。

11年前は、まさか10年後に結婚するとは思っていなかったなあ。
そのころは、まだ夫と出会ってすらいなかったし。
当時の恋人とは、2~3ヵ月しか続かなかったもんねえ。

書き始めたころとは、日記の存在がだいぶ違うものになった気がします。
無理して自分をひけらかさなくても平気になったし。
テンションをあげて、明るい自分を演出しなくなったし。
書いて良いことと悪いことの線引きが、ちゃんとできるようになったし。
なんか、すっごく楽になったわ。

たぶん、11年後もこうしてサボりつつ日記を書いているんだろうなあ。
もうほとんど読んでくれている人はいないだろうけど、自分のためになるべく書き続けます。

がんばらないようにがんばるわ。