Archive for 6月, 2010

iPhone4

サボっていたのは、忙しかったわけでもへこんでいたわけでもなく。
iPhone4の情報収集をしていたからです。

元々は、ソフトバンク好きじゃないこともあって、それほど興味なかったんだけど。
先月、姉3号の購入したばかりの3GSを触らせてもらったら、たのしー。
今まで使ってきた携帯とはかなり違うので全く使いこなせなかったけど、それでも楽しかったです。

近いうちに新機種が出ることは分かっていたので、すぐに買うことはなく、静観。
毎日、(あまり信憑性のないものも含め)情報に一喜一憂してました。
とくにこの数日は、2ちゃんねるに踊らされっぱなし……

今日6/15に予約するつもりだったのに、なんでブラックだけなのよ。
どうしてもホワイトが欲しいんだってば。
発売できないのはなにか事情があるのよね?
ソフトバンクにも、アップルにも、孫正義のツイッターにも、具体的な情報は全く無し。
放置プレイ?

わたしに洗脳されてiPhone4を買う気になった夫のために、ソフトバンクのオンライン通販予約にトライしたけど、全然つながらなかったです。
開始50分後の今、もう一度アクセスしてみたけど、「混み合っております」エラー。
少しでも安いお店で買うことにしたようなので、オンラインで買えなくてもいいんだけど。

気が抜けちゃったから、晩ごはんの支度しなくてもいいかしら?
一応、炊飯器だけはセット済みだけど。
レトルトカレーでいっか。

「レインツリーの国」

有川浩の「レインツリーの国」を読みました。
以下、読んでない人には、かなり分かりづらい感想(のようなもの)。

有川さんは「ライトノベル作家」の印象しかなく、全く興味がなかったんだけど。
「Story Seller」というアンソロジーの中の短篇がとても良かったので、読んでみました。
本を読んであんなに泣いたのは久しぶりだったから。

障害者のネット恋愛がメインテーマだったので、共感しつつ読みました。
20代後半を思い出すなあ……
確かに自分もこんな感じだった気がするわ。

ヒロインの「ひとみ」は聴覚障害者で、かつ「めんどくさい」性格の持ち主。
わたしも障害者ってところを取っ払っても、かなり面倒な自信あります。
30代に入って(結婚して?)多少落ち着いてきたとは思うけど。

ネット上では健常者として振る舞いたい気持ち、わかるわー。
夢の世界のなかくらいは、普通の女の子でいたいのよね。
わたしも最初の3ヵ月は隠してました。
ウソをついているのが苦痛で、公表してしまったけれど。

でも、直接会う人には、自分の障害のことはちゃんと話しておいたなあ。
外見でわかってしまう、というのもあるけど。
階段が苦手だったり人目が気になったりで、相手に迷惑がかかったら申し訳ないもの。

だから、ひとみが障害のことを内緒にしたまま会ったのは理解できないです。
次につなげたいから会うわけでしょ?
気づかれなかったとしても、「また会おう」って展開になるのが自然でしょ?

女性の同僚にいじめられたままでいるのも、共感できなかったわ。
わたしなら、「わたしの障害はこういうのだから、できればこういう風にしてほしい」って言うもん。
そうしなければ、仕事にも支障が出ると思うのよね。

作者の身内に障害者がいるのかと思ったけど、そうではないらしい。
参考文献や、聴覚障害者へのアンケートで、この作品を書いたようです。
すごーい。
体験談を、ねじまげずそのまま書いてくれたのだなあ、きっと。

恋に悩んでるときに読みたかったなあ。
きっと元気になれたと思うわ。

野球観戦

昨日は、東京ドームで野球観戦してきました。
巨人-楽天戦。

野球って、お金払って見たことはほとんどないんだけど。
昨日は、ちゃんと定価で観戦。
まあ、一番安い、1人1700円の席なんだけどね。

わたしたちは、もちろん三塁側の楽天の応援席。
日曜日のデーゲームなこともあり、ほぼ満席でした。
7割くらいは巨人ファンだったかなあ。
声援のボリュームが全然違ったわ。

3階席(4階席かも?)の後ろの方だったので、それほどまじめに応援せず。
メガホン持ってないし、そんなにテンション高くないしね。
まわりも比較的静かで、気楽でした。

試合は、楽天がホームラン6本を打って大勝。
先発の田中も、調子悪いなりにきっちり押さえてました。
楽天ファンのわたしにとっては、実に気持ちの良い展開。
暑くてうちわが手放せなかったり、サーティワンが20分待ちだったりしたけど、行ってよかった。

野球観戦って、応援しているチームが勝つか負けるかが大事よねえ。
負けたら、疲れるしつまんないし、散々だもんねえ。

「バイ・バイ・ブラックバード」

昨日は、キャラメルボックスのお芝居を観てきました。
「バイ・バイ・ブラックバード」

いつものように、おもしろかったです。
わたしの中では、「キャラメルボックスの中の平均点」。
良かったけど、泣くわけでも、心を激しく揺すぶられるわけでも、なかったので。

16歳から先の記憶を失ったら、そりゃ悩むと思います。
でも、どうしても記憶を取り戻したい、とは思わないかなあ、たぶん。
1000人に1人、なんて低確率だったら。
無理やり納得して、そのまま生きていくと思うわ。

ああ、ナツカの○○は△△だと思っていたのに、××でビックリ。
制作総指揮の方のブログには、「ミステリー好きの人に見抜かれた」って書いてあったけど、全然分からなかったわ。
お兄さんの態度も、きわめて自然に見えたし。
どこかに複線があったっけ?

あと、鍛冶本くんの演技が、とっても「劇団四季」的で苦笑。
あんなにハッキリと発音しなくてもいいのにー。

ロビーでグッズの割引セールをやっていたけど。
これ以上しまう場所もないので、断念。
DVDとか、ほとぼりが冷めたころに転売したら、もうかるんじゃないだろうか。

5月に読んだ本

5/31の誕生日は、読書で始まり読書で終わりました。
夫は早めに寝てしまうので、日付が変わる瞬間はたいてい1人で本を読んでいるから。

もともと本は好きだったんだけど、ほとんど読まなかった時期があるので、それほど量は読んでいないです。
中高生のときに、もっと読んでおけば良かった。
年に数冊しか読まなかったもんなあ……

昨年2月の結婚を機に、読み終わった本はほとんど処分してしまったんだけど。
クローゼットの隣に、小さな本棚スペースを作ってもらったので、また買っています。
狭いので、ほとんど文庫ばっかりだけど。

最近は、また読書熱が復活してます。
やっぱりおもしろいから。

2010年5月に読んだ本(作家50音順)

赤川次郎「幽霊暗殺者」
赤川次郎「幽霊社員」
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」
歌野晶午「放浪探偵と七つの殺人」
歌野晶午「密室殺人ゲーム王手飛車取り」
歌野晶午「密室殺人ゲーム2.0」
江國香織「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」
桐野夏生「東京島」
桐生操「世界性生活大全」
辻真先ほか「探偵Xからの挑戦状」
西村京太郎「十津川警部 哀しみの余部鉄橋」
西村京太郎「寝台特急『はやぶさ』の女」
法月綸太郎「雪密室」
東野圭吾「仮面山荘殺人事件」
三浦しをん「まほろ駅前多田便利軒」
湊かなえ「告白」
吉田修一「横道世之介」

全部で17冊。
2日に1冊くらいのペースね。

意識してなかったけど、かなり偏ってるわねえ。
国内のミステリーばっかり。

歌野晶午は短篇アンソロジーから入って、ハマりました。
今月だけで4冊も読んでいるのね。
「葉桜の季節に君を想うということ」は賞を取っているだけあって、見事にだまされたわ。
「密室殺人ゲーム」シリーズも、短篇のような長篇で楽しかったです。

ほかにおもしろかったのは、「東京島」「まほろ駅前多田便利軒」「告白」「横道世之介」あたり。
とくに「告白」は、一気にするすると読めました。
語りの部分が多くて読みやすいし、意外なラストでビックリ。
文章の美しさや、まとまり感にこだわる人は、ちょっと気持ち悪く思うかも。

6月もたくさん本を読みたいけれど、ゲームにハマっているのでガッツリ減るかも……
スーパーマリオギャラクシー2、難しいけどおもしろいわ。