8月に読んだ本
2011/09/05(月) 20:35 Posted at 本・雑誌
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2011年8月に読んだ本。
今月も5冊。
冊数は少なめだけど、良作揃いでした。
一番おもしろかったのは、「箱庭図書館」かなあ。
乙一は3冊読んでいずれも楽しめたので、好みなのかも。
素人さんが書いた小説を、乙一がリメイクした短編集なんだけど。
同じ街の出来事として、きれいにまとまっていて良かったなあ。
潮音さんのキャラクターも、よく世界観に溶け込んでいたわ。
もっと続きが読みたいけれど、この企画終わっちゃったのかしら。
「隻眼の少女」は、いろいろすごかったです。
麻耶雄嵩の長編は初めて読んだけど、独特の世界観がよーくわかったわ。
たしかに、ぶっ飛んでました。
トリックやロジックはいいんだけど、動機がいくらなんでも弱すぎるのが残念。
「贖罪」は、何冊目かの湊かなえ作品。
「告白」越えはならなかったけど、「告白」の次におもしろかったわ。
ぞわぞわする感じも似ているし。
途中まではすごくおもしろかったのになあ。
ネタバレになるので書けないけど、最終章はもうちょっとどうにかならなかったのかな。
今月はすでに3冊読破しているので、冊数増えそう。
読書にいい季節になりつつあるしね。