8月に読んだ本

2011年8月に読んだ本。

tiyaの本棚
2011年08月
アイテム数:5
ばらばら死体の夜
桜庭 一樹
読了日:08月01日
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リアル・シンデレラ
姫野 カオルコ
読了日:08月04日
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隻眼の少女
麻耶 雄嵩
読了日:08月14日
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贖罪 (ミステリ・フロンティア)
湊 かなえ
読了日:08月15日
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箱庭図書館
乙一
読了日:08月28日
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今月も5冊。
冊数は少なめだけど、良作揃いでした。

一番おもしろかったのは、「箱庭図書館」かなあ。
乙一は3冊読んでいずれも楽しめたので、好みなのかも。

素人さんが書いた小説を、乙一がリメイクした短編集なんだけど。
同じ街の出来事として、きれいにまとまっていて良かったなあ。
潮音さんのキャラクターも、よく世界観に溶け込んでいたわ。
もっと続きが読みたいけれど、この企画終わっちゃったのかしら。

「隻眼の少女」は、いろいろすごかったです。
麻耶雄嵩の長編は初めて読んだけど、独特の世界観がよーくわかったわ。
たしかに、ぶっ飛んでました。
トリックやロジックはいいんだけど、動機がいくらなんでも弱すぎるのが残念。

「贖罪」は、何冊目かの湊かなえ作品。
「告白」越えはならなかったけど、「告白」の次におもしろかったわ。
ぞわぞわする感じも似ているし。
途中まではすごくおもしろかったのになあ。
ネタバレになるので書けないけど、最終章はもうちょっとどうにかならなかったのかな。

今月はすでに3冊読破しているので、冊数増えそう。
読書にいい季節になりつつあるしね。

お仕立て券

実家から、ワイシャツのお仕立て券をもらいました。
ちょうど買おうとしていたところだったので、グッドタイミングだったわ。

バーバリーの生地。
伊勢丹の仕立て。
これって、けっこう高級なんだよねえ?

夫が普段着ているワイシャツとは、ケタが違うわ。
だいたい5倍くらいはするかなあ。
スーツの値段よりも高いくらいでした。

ビビりつつ伊勢丹の売り場に行くと、さらにビビるような雰囲気。
当たり前だけど、ユニクロやヨーカドーとは全然違うわねえ。
割とお年を召した店員さんたちが、丁重に接客してました。

オーダーメイドなんて、夫もわたしも初めて。
10ヶ所以上も採寸してくれたので、きっとビッタリフィットしたのができあがるんだろうなあ。
後ろのソファで聞いていたのでよく分からないけど、襟の形が選べたり、イニシャルを入れたりしてくれるみたい。

完成するのは9月の中旬なので、まだまだ先。
人の物だけど、楽しみ-。
あの売り場にもう一度行くのは、ちょっと気が重いけど。

ただ、スーツよりも高いワイシャツってどうなんだろ。
年齢が年齢なので、もう少し高いスーツを買っても良いと思うんだけどねえ。
「スーツは男の戦闘服」らしいし。

7月に読んだ本

2011年7月に読んだ本。

tiyaの本棚
2011年07月
アイテム数:5


もう誘拐なんてしない (文春文庫)
東川 篤哉
読了日:07月15日
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1Q84 BOOK 3
村上 春樹
読了日:07月20日
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今月も5冊。

この中では、「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」が圧倒的に良かったです。
ティーンズ向け(?)だと思っていたのに、思いっきり泣かされちゃったわ。
万城目学は初めて読んだけど、もうちょっと理屈っぽい感じなのかと思ってた。

まあでも、かのこちゃんパートはイマイチだったかも。
マドレーヌ夫人の話だけでも良かったなあ。
そしてラストも必要なかった気がするなあ。

「1Q84」は、わざわざハードカバーを購入したのに……
ブック2まではまあまあおもしろく読めたけど、ブック3の結末にガッカリ。
1800ページも引っ張ってきて、それだけ?
もうちょっと、予想を覆すような仕掛けが欲しかったわ。
ミステリーの読み過ぎなのかなあ。

コレ、1984年の話なんだけど。
それを差し引いても、古くさく感じちゃった。
そこかしこにオッサン臭さが露呈しちゃって、ちょっと気持ち悪かったです。
村上春樹も初めて読んだけど、わたしにはちょっと合わないかも。
エッセイの方は、また違うんだろうか。



読書記録のようになってしまっているこの日記ですが。
「もっと書く」宣言はしません。
もうウソつきたくないしなあ。
頻度は変わらないかもしれないけど、細々と続けていきます。

6月に読んだ本

もう7月も終わりだけど、2011年6月に読んだ本。

tiyaの本棚
2011年06月
アイテム数:5
シューマンの指 (100周年書き下ろし)
奥泉 光
読了日:06月02日
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バイバイ、ブラックバード
伊坂 幸太郎
読了日:06月06日
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四十九日のレシピ
伊吹有喜
読了日:06月08日
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新参者
東野 圭吾
読了日:06月15日
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被害者は誰? (講談社文庫)
貫井 徳郎
読了日:06月20日
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月5冊ペースなのは変わらず。
このくらいがちょうど良いのかな。

「新参者」は、図書館で長いこと待っただけのことがありました。
ミステリーとしての出来は、残念だけど普通。
でも、「ちょっといい話」がつまった短編集としてはすごく良かった。
読みながら、犯人を推理すること忘れてたくらい。

「被害者は誰?」も良かった。
キャラクターもミステリー部分もどっちも。
犯人当てじゃない、被害者当てや探偵当てってめずらしいよねえ。
パット・マガーくらいしか読んだことないんじゃないかなあ。

「シューマンの指」は、読んでいてとても苦痛だったわ。
前半はひたすらシューマン論、後半は納得いかないミステリー。
まったく期待していたような話じゃなかったです。
退屈な話を我慢して読んだのは、犯人が知りたかったからなのになあ。

7月に読んだ本も、同じくらいの数。
もっと読みたいけれど、他にやりたいことがたくさんありすぎ。

ホテル

突然ですが、いま都内の某ホテルにいます。

夫が検査のために一日絶食するので、気を使って外泊することにしたの。
本人は「別に居てもかまわない」と言うんだけど。
ごはん食べるほうも、ちょっと食べづらいからねえ。

やや安めのビジネスホテルなんだけど。
テレビがPC兼用になっていて、インターネット可能でした。
部屋にパソコンがあるの、初めてー。

ただ、ちょっと旧式かも。
マウスはトラックボールだし。
キーボードはパンタグラフ(?)だし。
windows XPだし。(これはまあいいけど)

ホテルそのものは新しいので、部屋はわりときれい。
エアコンもちゃんと効くし、まあまあ満足かなあ。
シングルの部屋なのに、クッションが3個もあるのが謎。

今夜は、PSPで「パタポン」三昧の予定。
文庫も2冊持ってきたし、たぶん退屈しないで済みそう。
iPhoneで遊ぶこともできるし。
いざとなったら、パソコンでインターネットにつなげるしね。
.
ああ、他人のパソコンって使いにくい。
何でIMEってこんなにお馬鹿さんなのかしら。

掃除機購入

新しい掃除機を購入しました。

今まで使っていたのは、結婚して新居に住むようになってから買った東芝のエスカルゴ
狭い部屋だし、クイックルワイパーを併用するから、小さいので十分と思っていたの。

たしかに、小さいところはすっごく便利でした。
手持ちでスイスイ使えるから、掃除機がついてこなくてイライラすることも無かったし。
収納も省スペースで済んだし。

でも、使い勝手が悪すぎたわ。
先端ブラシは床用のが無いし。
電源コードを本体に収納できないから、毎回手でまとめてくくらないとならなかったし。
何より、吸い込みが弱くてゴミが取り切れなかったし。

まだ2年4ヵ月しか使ってないから躊躇してたんだけど、思い切って買っちゃいました。
シャープのEC-CP11
色は、メタリックオレンジに。

楽天の某ショップで送料込み15981円で買ったんだけど。
今ちょっと調べたら、カカクコムの最安19400円になってるー。
ちょっと前の型だから、安いお店はみんな売り切れちゃったのかなあ。
何にせよ、得したわ。

まだ普通の床掃除にしか使っていないけど、吸い込む力は強いです。
かといって強すぎるワケではなくて、ほどよい強さ。
床はすべてフローリングだから、十分かな。
ヘッドが自走式なので、取り回しもラクラク。

たしかに3万5万するようなのと比べると、機能は劣るけど。
空気清浄だの、イオン発生だの、ゴミセンサーだの、自動フィルタークリーンだの、ついてなくてもいいもんねえ。
そんなに高い掃除機、買う気にならないわ。

ちょっと不満なのは、大きいこと。
全部分解しないと、今までしまっていたところに入らなかったです。
まあ、これは仕方ないかなあ。
少し物を減らす必要がありそう。

全体的には、満足です。
もっと早く買えば良かったなあ。

ハーフタイムシアター

先週の木曜日、演劇集団キャラメルボックスのハーフタイムシアター2本立てを観てきました。
「水平線の歩き方」と、「ヒア・カムズ・ザ・サン」。
もう千秋楽は終わったので、ネタバレありで。

「水平線の歩き方」は、数年前の再演。
メインキャストもほぼ同じで、安心して観られました。
いい話だし、演技も安定していたし。
会場のあちこちから、すすり泣く声が。
わたしもちょっとうるうるしてしましました。

「ヒア・カムズ・ザ・サン」の方は……
キャラメルボックスの芝居で、こんなにガッカリしたのは初めて。
いろいろ、どうにかならなかったのかなあ。

まず、父親役の岡田達也が合ってなかった。
代役だったから、仕方ないと言えば仕方ないんだけど。
たぶん、本来演じるはずだった西川さんをイメージして台本を書いたんだろうなあ。
客演に頼ってでも、もうちょっと似ている役者さんに演じて欲しかったなあ。

シナリオも、正直イマイチ。
失明してしまう話なので、視覚障害者としては感動してしまいそうなのに。
魅力的な人物が出てこないからかなあ。
父親は強情だし、母親は無関心だし、娘は自分勝手だし。
主人公も、遠慮無く力を使っちゃうところに違和感があったわ。

そもそも、なんで父親はアメリカに帰っちゃうの?
もう映画の仕事ができないなら、そのまま日本で家族と暮らせばいいじゃん。
お芝居の中で、アメリカに帰らなきゃダメな理由が語られていたっけ?

で、一番ガッカリだったのは音楽。
なんでエンディングがスピッツの「ホタル」なの?
20年越しのスピッツファンとしては、ものすごーくショックでした。
こんな芝居に大好きな楽曲を使って欲しくなかったわ。

「歌詞がお芝居と合っている」という評判らしいけど。
「それは幻」なの?
そういう結末なら、お芝居台無しじゃないの?

もう来年は、キャラメルボックスの年間パスポートを買うのやめようと思います。
半額になる当日券でいいや。
あるいは、オークションで格安落札でいいや。
好きじゃない人が主演だったら、別に観なくてもいいや。

劇団はつぶれそうで大変らしいけど、知ったこっちゃないです。
いろいろ改善されたら考えるけど。